書籍『絵本は心のへその緒 赤ちゃんに語りかけるということ』松居直 著
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著者:松居直(まついただし)
1926年、京都府生まれ。福音館書店の創業に参画。編集長として数々の絵本を世に送り出し、日本の絵本の一時代を作り上げた。社長、会長を経て1997年より相談役。 2000年、「子ども読書年推進会議」副代表を務めるなかで「ブックスタート」に出会い、活動と推進組織の立ち上げに参画。NPOブックスタート理事長を経て、2007年より会長を務める。
装画:林 明子『こんとあき』(福音館書店)より
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2022/11/17・18朝刊
\朝日新聞「折々のことば」で紹介されました!/
赤ちゃんは、自分の絵本を舐めたり噛んだりしてボロボロにしてしまうかもしれない。でもそのまま大切にとっておき、やがて大人になる節目のときに「心のへその緒」として手渡してやってほしいーーー。
子どものころ、母親が大切にしまっておいたへその緒を見つけ、感じ入った思い出を持つ松居直は、編集者として絵本に関わるなかで、絵本も同じような役割を果たすと考えるようになる。絵本と言葉がもたらすものを考察した発言の記録。
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第一章 言葉とは何か
母からもらった、生命を支える「言葉」/言葉とは「人間の気持ち」/心に深く刻まれた「子守唄」と「言葉」/絵本は「心のへその緒」/子どもの言葉は聞き覚え/遊びが五感を働かせる
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第二章 共に居るということ
声の言葉と機械の言葉/読み手の声が心に残る/手を使って本を見る/言葉の世界を、手をつないで旅するように/絵本は子どもに読んでやるもの
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第三章 ブックスタートについて
家庭に気持ちの通じる言葉を/「お母さんの幸せ」のために力を尽くす/日本のブックスタートをつくる/さらなる本質的な広がりのために
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・2018年10月発行
・小B6判(12×18cm)/上製本
・63ページ
・ISBN978-4-902077-08-7
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